世界狂犬病デー

2021/09/28

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9/28は世界狂犬病デーです

犬を飼っている方なら一度は聞いた事がある病名だと思いますが、狂犬病とは、狂犬病ウイルスによる感染症です。

人は、感染動物(主として犬)に噛まれる、また傷口を舐められることによって唾液からウイルスに感染し、長い潜伏期の後に発症します。発症してしまうと有効な治療法はなく、ほぼ１００％死亡します。

日本でも海外で感染し日本で発症する事例も出ています。現在も、アジア、アフリカを中心に世界では年間５万人以上の死亡者が発生している病気です。

日付は、狂犬病ワクチンの開発者であるフランスの生化学者・細菌学者のルイ・パスツール（Louis Pasteur、 1822～1895年）の命日に由来しており、人や動物における狂犬病の影響やその予防法などについて、より多くの人に知ってもらうことが目的です。

「副作用が心配だから狂犬病予防注射を打ちたくない…」といった話を時々聞きますが、飼い犬に狂犬病予防注射を受けさせなかった場合、20万円以下の罰金の対象となり、実際に毎年検挙者も出ています。

しかし、実際に副作用が起きる可能性があるのも事実です。その場合、獣医師の判断により狂犬病予防接種が免除されることがあります。

例えば、過去に狂犬病予防注射で重い副作用が出たなど、飼い犬の生命や健康に危険を及ぼす可能性が考えられる場合に免除される事があります。

その際「狂犬病予防注射実施猶予証明書」は動物病院にて発行できます。ただし、猶予が必要かどうかについては診察を行う獣医師の判断に委ねられますので、かかりつけ医にてまずはご相談ください。

当店でも狂犬病と混合ワクチンの接種はマストですが、猶予証明書があればご利用可能となっております。

生後91日以上経ったら、または犬を飼い始めたら、畜犬登録、狂犬病予防接種(猶予証明書取得)は愛犬家の義務になります。忘れずに行いましょう。

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