愛犬との防災
9月は防災月間です。今回は愛犬との防災についてです。
みなさんは災害時に愛犬と避難するために必要な情報や防災用品について考えたことはありますか?
「考えたことはあるけど、いま突然災害が起きたら落ち着いて自分や家族はもちろん、大切な愛犬を守るための行動がとれるか心配」
と思っている方も多いはずです。
ある調査では約9割の方がペットとの防災について不安があると回答しています。今からでも遅くはありません、もしもの時に自分とペットの安全を守れるように準備しましょう。
今回は愛犬のための防災について4つほどご紹介します。
1.避難場所の確認「同行避難」「同伴避難」?
災害時の避難場所は確認している方も多いと思います。ただしその避難所はペットの受け入れは可能でしょうか?可能な場合は「同伴避難」でしょうか?
環境省が推奨している「同行避難」とはペットと共に安全な場所まで避難することを指し避難所でペットと一緒に過ごせるかどうかは、各自治体や避難所の判断に任されています。
一方「同伴避難」とは、ペットと一緒に避難し、かつ避難所で一緒に過ごすことを指します。この場合でも、必ず同室で過ごせるというわけではなく、避難所によって飼養環境は異なります。
過去の災害時には違いをはっきり認識されていなかったために、一部の避難所で混乱が起きたこともあります。
事前に各自治体に確認をしておきましょう。
2.愛犬を守るためのしつけ
基本的なしつけ「おいで」「まて」「ハウス」など、周りの環境が大きく変わる災害時にも出来るように、少なくとも普段から自宅やお散歩中に出来るようにしておきましょう。
また他人や周りの環境に慣れさせておく社会化も大切です。避難先でずっと一緒にいられるとも限らず、慣れない環境でストレスを感じさせてしまう可能性もあります。
3.愛犬のための防災用品
愛犬のための防災用品、どんなものをどのくらい準備してますか?
避難先での必要なものは各自で準備しておきましょう。ペット用の救援物資を運ぶ車両が緊急車両として認められず、避難所等にペット用の救援物資が届くまでに時間がかかる場合があります。
少なくとも5日分、できれば7日分準備すれば安心できます。自分たちの防災用品と同じように避難の際にすぐ持ち出せるように準備しておきましょう。
〈防災用品として準備しておきたいもの〉
・フード、水
・お薬(持病がある子は必ず多めに)
・おやつ
・トイレシーツ
・ゴミ袋(ウンチ袋など、匂いが抑えられるものもあるとよい)
・タオル5~6枚(多めにあると何かと便利)
・フード、水のお皿
・ペット用ウェットティッシュ
・ペット用消臭スプレー
・首輪、リード
・ワクチンなどの証明書コピー
・愛犬の情報を記載したメモ(防災手帳)
・ペットの写真
・ガムテープ(ケージの補修など、多用途に使用可能)
・おもちゃ
・キャリーバッグや犬用スリング(がれきなどで歩かせることが出来ない場合も)
4.その他にできること
災害時に必ず一緒にいるとは限りません、離れていても愛犬を守れる準備も大切です。
マイクロチップの装着、登録
普段はおとなしくても、災害時にはパニックで逃げ出しはぐれてしまう可能性もあります。万が一はぐれてしまった時のために「マイクロチップ」を装着、登録しておきましょう。
自宅に「ペットのための救助依頼用ステッカー」を貼っておく
外出中に災害が起こった場合「ペットのための救助依頼ステッカー」を貼っておくだけで、ペットがいることを知らせることができます。
もしもの際にお世話を頼める人を見つけておく
災害時は飼い主自身に何が起きるかはわかりません。もしもの際にご近所や家族などで、ペットのことを頼める人を見つけておくことも必要です。
災害時に愛犬を守れるのは飼い主です。
愛犬が頼ることができるのは飼い主だけです。
いざというときになって後悔しないためにも、出来る限りの準備をしておきましょう。
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